
こんにちはー。「しゃけづ」でーす。
小学2年生の頃から「給食・複数人との食事で吐き気・食事が喉を通らない」という謎症状に悩まされてきた私ですが、つい最近「会食恐怖症」と合致しているのではないか?
と思い始めました。
これまで、10年以上このような症状に悩まされてきた私から言わせてもらうと、

この症状は克服できるはずがない。
と考えてはきましたが、それは何の力も借りずに自分で思考し続けてきた結果です。
そのためこれからは、他の手段を活用しながら「複数人と食事をする際に吐き気がする」という症状の改善・克服を図っていきたいと思います。
そして、今回その力を借りようと思うのが「本」です。
誰かに直接相談することは私にとってハードルが高すぎるので今回このような決断になりました。
今回の記事では、私が「会食恐怖症」の治し方を探求するために選んだ本を2冊紹介させていただきます(すでに書店にて購入済みです)。

それでは、よろしくお願いします。
会食恐怖症の治し方を探求するために読みたい本2冊

「会食恐怖症」自体がマイナーなものらしく、大きめの書店に行ってもなかなか見つけることができませんでした。
ちなみに、「精神病理」というジャンルにこれから紹介する本が置いてありました。
普段、書店に行っても、漫画コーナーくらいにしか目がいかない私なので、慣れていないジャンルの本棚から目標としている本を見つけるのはやや苦労しました・・・
今後は、この2冊を用いて会食恐怖症の治し方について探求し、食事を「楽しく」していきたいものです。
「会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと」
本の著者である山口健太さんは「一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会」の代表理事を務めており、会食恐怖症を克服した経験からカウンセリング・給食指導を行っている方のようです。

相談件数は年間1000件以上とのことで、実績については申し分ないのでは?
本書 「会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと」の全体像としては
会食恐怖症とは何か?という基本的な紹介から始まり、筆者:山口さんの元に寄せられた相談者の事例・山口さん自身の経験談を交えながら、会食恐怖症に対してどのような考え・行動でアプローチしていくべきか等が分かりやすく解説されています。
「会食恐怖症の当事者」はもちろん、「その周囲にいる家族や友人」の方でも「会食恐怖症の方をどのようにサポートするべきか」という部分に触れられているため、手に取っていただけるものだと思います。
本書は5章構成となっており、
第1章 | 「会食恐怖症とは何か」「なぜ、会食恐怖症が発症するのか」という基本的な部分についての説明 |
第2章 | どのような心構えでトレーニングを行えば会食恐怖症を改善できるか。また、その方法 |
第3章 | 食事時に起こる不安や症状との向き合い方 |
第4章 | 会食恐怖症の周りの家族・友人等はどのようにサポートを行うことが望ましいか |
第5章 | 山口さんに寄せられた相談事例の紹介 |
といった構成になっています。
難しい専門用語を使わずに解説がなされているため、幅広い年齢の方が理解可能なものとなっています。
現在、半分ほど読みましたが、「あえて食べ物を残す練習を行う」という意外な方法や会食恐怖症であれば確かにと頷きながら読める内容となっております。
「会食恐怖症が治るノート」
偶然だったのですが、こちらも同じ著者の本でした・・・
こちらは先ほど紹介した本よりも後に発行されたものになります。初版発行は2020年です。
こちらの本は、「ワーク形式」で実際に本に書き込みながら、自身の「会食恐怖症」の根源や恐怖の元となっているものを考えることができるものとなっています。
ワークは全部で21回あり、それぞれの質問に対して自分の考えを書き出していくものとなっています。
本書は6章構成で、
第1章 | 会食恐怖症とは何か。基本的な部分 |
第2章 | 会食恐怖症を克服するためにすべきことを見定める |
第3章 | 実際の会食場面で不安を軽減させるためには |
第4章 | 不安に強くなる考え方 |
第5章 | ストレスフリーな毎日を過ごすために |
第6章 | 克服した人は何をどのように意識しているのか |
という構成になっています。合間合間にワークを挟んでいます。
原因や恐怖について分かっているつもりでも、「何が怖いか」や「どのような状態が好ましいか」などの質問は書き出したり声に出してみる等、「言語化」しなければはっきりとわからないと思います。
かくいう私も、このブログにて会食恐怖症の記事を書いてから、「いつから始まったか」「何が引き金になったか」という今まであやふやな部分をはっきりさせることができています。
こちらが、きっかけについて文章化した当時の記事です。
そのため、書きながらワークを進めるというのは「自分のことを知るため」「恐怖症のことを知るため」にも効果的であると思います。
私も再度、このノートのワークを行い、理解を深めていきたいと思います。
これからの方針

この本に書いてある内容を実践・ワークに取り組みながら、今後は生活していきます。
順序としては「会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと」を読み会食恐怖症について考えた後、「会食恐怖症が治るノート」にて文章化を行っていきます。
これまで、「どうしたら食事を残さずに食べられるか」という部分しか考えてきませんでしたが、本書を通じて新たな視点を得ることができればと考えています。

時間はかかると思いますが、結果・経過についても後々書いていきますので、気になれば見に来てやってください。
ということで、紹介を終わります。

それでは、また。