皆さんは、「毎日の株価」気になりませんか?
最近ではスマートフォンでの取引も行えるようになり、売買は手軽にできるような時代です。
手軽すぎるゆえに私が行ってしまうのが「頻繁に資産の増減をチェックすること」「情報に対し敏感になりすぎたゆえの狼狽売り」です。
そこで、これらの衝動を防ぐために、楽天証券が運営しているアプリ「iSPEED」をあえてアンインストールしました。
今回の記事ではその詳細をお話しします。
なぜ、楽天証券「iSPEED」をアンインストールしたの?
ここからは、「私がなぜこのアプリをアンインストールしたか」話していこうと思います。
中にはいらっしゃると思います。
「え?あんなに便利なのに消しちゃったの?」
と、思う方。
原因はそれです。どうしても「便利・手軽すぎる」これが個人的にはよろしくなかった・・・
アプリに依存・アンインストールした経緯
楽天証券にて口座を開いて株式取引を行ったのは2020年10月。ちょうど1年前くらいです。
そんな短い期間でも、
「知らない個別株を調べるのはとても楽しい」「買った後の値動きを見るのはなんだかワクワクする」
といった気持ちは芽生えました。
もちろん取引の際は楽天証券の「iSPEED」という取引アプリを使って「スマートフォン」からアクセスを行い売買を行っていました。
このようなことを思っていました。
それからは、アプリの画面は開きっぱなしになることが多かった。
買った個別株・ETFの値動きを日本時間・アメリカ時間で観察できるし(リアルタイムは別のサイトを使用)、それに伴って私のほんのわずかな資産(アルバイトで貯まったお金)も増減します。
増えれば嬉しいですし(利益確定はしなくとも)、含み損があればがっかりです。
アメリカ時間も気になって(ワクワクしすぎて)寝るのが遅くなるくらいです。
日本時間にすると、23:30~翌6:00(夏時間22:30~翌5:00)
そんな日々をこの記事を書いている今の今まで行ってきました。
そりゃあ1年前よりは見る頻度はだいぶ減りましたが、資産の増減は毎朝欠かさず見ている。市場が開く瞬間は確認している(特にアメリカ時間)
市場が調整している日(最近もありましたね)に見てはがっかりし、持ってる株を売りたい気持ちになってしまう。
自分の意志が揺らいでしまう・・・そして売却してしまう。なんてこともありました。
ポートフォリオをガチャガチャ動かして手数料で勝手に損をする。下落すれば我慢できずに株を手放し上昇してまた買いで入る羽目になる。
そして後悔する。
私から言わせてもらうと「時間・お金の無駄」なのかな・・・と思い始めました。
そして、この記事を書いている2021年10月19日。楽天証券「iSPEED」をアンインストールしました。
私にとって現在の証券取引は手軽になりすぎている。
現在は昔に比べて簡単に株式の売買を行えるようになりました。
対面や電話での取引が必須だった昔と比べ、インターネットを通じて僅かな資産を持つ個人でも売買が行えるようになり、ほとんどの人がその恩恵を受けられるようになりました。
アプリを通じて簡単に、日本株・海外株の売買が高頻度で行えるようになりました。
それが、株の長期保有を難しくするのです。
もちろん、その他にも長期で株を持つことを難しくする要因は多く存在すると思います。
その一つであるだろう「株式掲示板」についても記事を書いています☟。
しかし、わざわざ投資初心者の私が雰囲気で取引を行っても、無駄に高い手数料を取られるだけで、それは証券会社の思う壺です。
それであれば、「広く分散されたETF・投資信託」や「財務が健全でこれから伸びていく業界の個別株」を売買せずに長期で持っておくだけでも良い気がします。
とある投資系youtuberは
「長期保有と合わせて短期売買で儲ける」
と、言います。
それはそれで機会損失とかあるので正しいのかもしれませんが、それは、正しいポジションであることが前提のはずです。
今後はどうやって取引するの?
アプリをアンインストールしたからと言って、株取引を完全に辞めるわけではありません。
今後は楽天証券のPCサイトから取引や資産の確認を行っていきます。望ましいのは月1.2回
楽天証券のサイトに入るためには、口座開設初期に決めた
「長ったらしいID」と「長ったらしいパスワード」をログインの度に打ち込まなくてはいけません(パスワードはデバイスに保存しないとする)。
それだけで、「気軽さ」が無くなります。毎朝ログインすることや市場が始まってスマホを見ることはなくなるでしょう。
最終的に資産運用で成績が良かった人は「死んだ人」「運用を忘れた人」と言われるように、放置することも大切だと思います。
結果については後々記事にしたいなと思います。