FIRE・セミリタイア

貰えると嬉しいけれど、優待と封筒は今の自分にはあまり必要が無いもの。

必要のないものを貰っても、貯まるのは部屋のゴミばかり。

☟本編

株主優待は貰うと嬉しい

株主優待 配当金

株主優待を狙って単元株を購入し保有している方は多いと思います。

私も優待を貰うととても嬉しく、特にコメダホールディングスのコメカチャージの優待は特に嬉しいです。

何でも、貰うと嬉しいですよね(笑)。

けれども貰いすぎて困ってしまったり、余計な手間暇がかかることを経験したことはないでしょうか。

貰えるものを貰っていると起きること

ガラクタ

貰えるものを貰っておく。

この思想自体は別に悪いことではないと思います。

低コストで生きて行くためには必要な考えだと思います。

しかし、物を貰いすぎると必要のないもので部屋が溢れかえる。そんな経験はないでしょうか?

年末年始、営業の方から貰うカレンダーが部屋にいくつもあるとかそういった現象。起きたことはありませんか?

大して使わないポケットティッシュがバッグ内を占領していることありませんか?

私も、仕事柄色々と物を貰う機会は多いのですが、それが良いことにも悪いことにも影響しています。

食べ物を貰えば、その分食費も浮くかもしれません、買い物の頻度も少なくなるかもしれません。

しかし、貰いすぎると消費しきれない食品に囲まれ、部屋が片付かなくなってくるのです。処分にも労力がかかります。賞味期限を気にしたり雑念も増えます。

また、貰ったものの消費を気にするあまり、消費中心の生活に慣れてしまう。

そういった生活を続けてみてください。最終的に貰わないと気が済まず、それなしでは生活が成り立たなくなってしまう。

これって、優待も同じだと思うのです。

株も銘柄数を増やしすぎると、結局捨ててしまう封筒や大して見ないパンフレット。使い切ることができない優待が大量に出てくる。

もちろんそれが嬉しい人もいると思いますが、不必要な物が増えていく。

開封する手間が増え、処分する対象も増える。その分かける時間も多くなる。

それって、どうなのでしょうか。価格的にはお得かもしれませんが、価値に見合うものなのでしょうか。

資産の拡大を目的にすると

資産拡大を目的にすると、たぶん優待っていらないのだと思います。

私の場合、持っている株は少ないですが、それでもわざわざ決算ごとに封筒やパンフレットを送ってくれる企業に対して思うことがあります。

「投資先の企業には変な手間とコストをかけないでほしい。」と。

今の時代、メールがあります。ネットがあります。

もうそれで十分じゃないですか。コスト面でも圧倒的にそちらの方が良いでしょうに。

早く電子パンフレットの配布やメールでのお知らせのみにしてほしい。優待に掛けるコストの分配当や投資に回してほしい。っていうのが本音です。

「郵便受けに入りきらなった」と自慢する人も中にはいます。

しかし、物を運んでくる配送員、郵便局員を見ると気の毒でなりません。

どうせ届けた封筒の中で必要なのは、中に入っているクオカードと配当金の明細ぐらいでしょう。それ以外は捨ててしまうのですよ?

貰うと確かに嬉しいですが、嬉しい以外に何かあるでしょうか。

嬉しいと思っても、資産が増えることはないと思うのです。複利を最大限に生かすのであれば、配当金を増やしてもらうもしくは事業への投資に充ててもらう方が良いと思います。

優待に関する近年の動き

時代の流れ

近年起こっている株主優待の廃止。

・株主に対する公平な利益還元

・上場維持に必要な株主数の緩和

上記が大きい理由です。

日本独自で行っている株主優待ですが、日本株に資金を入れているのは国内の人間だけではありません。今では簡単に海外から投資を行うことができます。

しかし、海外から投資しても日本の優待は貰えない。これでは、株を買う気が失せてしまうのではないでしょうか。

また、電子化に置き換わりつつある時代の流れから言っても封筒爆弾はいずれ無くなるのだろうと思います。

特にほしいと思っていない物が定期的に送られてくるのであれば、欲しい物だけを必要な分だけ好きなところから購入したい。

私はそう思います。

2022年9月時点で、日本では全上場企業の約4割に当たる1,463社が株主優待を実施している。優待実施企業数は過去20年以上にわたっておおむね増加基調にあったが、2019年をピークに頭打ちとなった。

近年の株主優待の実施動向と、廃止による株価下押し圧力の推計

ABOUT ME
しゃけづ
「しゃけづ」と言います。労働を始めて3年目。FIREを目指しています。 株式投資開始2020年10月~ 2024年中に総資産1000万円を目指しています。 今使っている腕時計が止まったらFIREします。それまで後悔が無いよう生きるつもりです。