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ショウペンハウアーの「読書について」読んでみたものの文章がすっと入ってこず、苦痛な時間だった(その後要約チャンネルで内容を把握し直す)。
☟本編
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ページをめくる機械
本を読んでいる最中こう思うことはないだろうか。
早く本を読み終えたい。終わらせたい。
白状すると私はそう思うことが何度もある。
本を読み進めることだけに終始しすぎて、途中で考えず、理解しようともせず、只々本にページをめくらされる。
複雑な本であればあるほどその傾向が強くなってしまう。
学校の授業でのあるある。
授業の最中に一度考えることを辞めると、そこから分からなくなり、そのまま授業が進んでいくような感覚。
授業が終わっても、そこに学びも何もない。問題を見ても何も解けない。
上記に近いことを自分でやってしまうことがある。
こんなことがあると、「あれ?今なんで本を読んでいるのだろう?」
みたいな何とも言えない気持ちになる。
何が大切なのか
本を読むことで何を知り、何を得たいのだろう。
本を読むことで得たいのは、読み終わったという達成感では決してないはずだ。
あることを知りたいと思って本を借りる・購入し、その知識・思想を実生活で役に立てたいために読んでいるはずだ。
読み終えることだけを主軸に本を読み進めてしまうと、小難しい書籍がぎっしりと埋まった本棚しか手に入らない。
読み終わった本の背表紙を自慢するために本を読んでいる訳ではない。
私の場合一度読んだだけでは、理解できない。だから、反復して読む必要がある。
実生活で生かすために本当に理解できるまで読み込まなくては意味がない。
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