家計簿で散々現金を貯めると言っていた私ですが、今の今まで全く貯めることができていません。
株価がグッと下がる頃に投資できる資金がないと意味がない。金持ちになれない。
1月後半まで100万円あった現金は今ではもう40万円。
むしろ減ってるじゃねーか。
なんでこんなに現金が減ったかと言うと原因は「身の丈に合わない投資を繰り返した」と言う点。
2023年に入ってからの所業をご説明すると、
入ってくる給料は20万行くか行かないか。
・SBIHDの株を購入(売却済み)
・米国株の買い増し(個別株)
・TLT(米国債20年超ETF)を25万円分購入
・仮想通貨・NFTアートに手を出す
・コメダHDの株を購入
・絵を買ったり(現物資産的意味合い)
と中々のものだ。
資産という括りでは減ってはいないし、損失も出していない。しかし、現金が無くてはダメだと本当に悩んでいる。
だが、現金を持っているのがなんだかもったいない気がするという「ポジポジ病」を治さなくてはどうにも貯まらないだろう。楽天証券と楽天銀行を繋ぐマネーブリッジを行っているのも悪化させている要因だ。
で、3月から6カ月間。2023年9月まで。強制的に現金を貯めてやろうと頑張ってみることにした。
で、問題となるのはその方法。
自分なりに考えたが、貯金方の原点ともいえる「先取り貯蓄」が効果的だと思う。
これまで、先取り貯蓄はしてこなかったものの、給与から生活費を差し引いても10万円は投資に回すことが可能だった。貯蓄率も60~70%推移。だから、王道の「先取り」と言う形は取らなくても問題ないと感じていた。
しかし、現金が無いと不安になるとともに投資したい場面で投資できないなんてことにもなりかねない。
と言うことで、1年間放置している地元銀行の口座を使おうと思う。
地銀の口座を使う利点はただ一つ。
「簡単にお金をおろせない」
これに尽きる。
私の地元は田舎。そこに根付いた地銀。隣県に出たとたんに対象ATMは無くなる。
物理的に金を下ろすことができない。まあ、ネットバンキングはあるけれど、振り込み手数料が500円はかかった記憶。
地元に帰ってATMで下ろすしか無料でおろせる方法が無い。
まさかこの口座をまた使うことになるとは。。。
ルール的には
・毎月1日に10万円が引かれる設定。
・2023年9月まで原則継続
・期限まで積立NISA以外で株の取引き(売買)は行わない
ルールを破る場合は以下のケース
・継続が困難となった場合(急で大きな出費が発生した場合・資金が焦げ付いた場合)は解除
・サーキットブレーカー発生レベルの市場の混乱があった場合も解除(その時点で株の買い増しを行うため)
と言ったところだ。
「株の売買も行わない」としたのはポジポジ病を治すため。株を買いたいという欲をシャットアウトするためだ。
「何も売買できない」と分かれば無駄に考える時間や過剰な情報収集は減ると思う。
減った分の時間は、自分の将来のことに費やしていきたい。また、新たな収入源を作れるようやって行ければと思う。
23年9月。最終的に貯まる現金は60万円。その他と合わせれば現金ポジションは100万円以上となるだろう。
先取り10万円は正直ギリギリで、継続できるかはこれからの問題ではある。しかし、この現金が貯まったら、株をやっていく上で最低限の資格を得たと言えるのではないだろうか。