こんにちは。
最近、サバの不漁を受け鯖缶などの製造が中止。
水産食品会社・ 極洋は2月3日出荷分から、記録的な不漁などを理由に、サバの缶詰のうち、28品の出荷を一時停止したと発表。
スーパーやコンビニからは鯖缶が無くなり、小売店はサバ関連の商品をメーカー発注してもその通りの数が届かない。
そういう現状。
買占めが買占めを呼び、価格は高騰していく。
まるで、コロナ禍のマスクのようだ。
需要と供給のバランスが崩れればいとも簡単に「安定供給」という文字は見えなくなる。
マスクの場合であれば設備投資を増やすことで増産することは可能である。現に、メーカーの設備投資と時間の経過がマスク不足を解消させた。
しかし、食料の場合はまた異なる。生き物の生産をコントロールするのは時間のかかることだし、難易度が高い。
これは鯖だけにとどまらないのはお分かりのことだろう。
急激な気候変動や人の感情で起こされる食糧不足は無くならない。
「食糧が無くなる」なんて考えたこともないかもしれない。しかし、そこまで平和ボケしてはいられなくなる時代が、もしかしたら来るのかもしれない。
我々は何をすべきか
日本は海に囲まれている。
そんな日本の食料自給率はカロリーベースで「38%」生産額ベースで「66%」。
こんなにも食料自給率が低い日本だが、それでもこうして食べて行けるのは「世界が平和」という前提があるためだ。
だが、その前提すらも、近年のロシア・ウクライナ戦争で揺るがされつつある。
台湾有事もその一つだ。
海路が経たれれば様々な物に影響が出るだろう。
これは食料だけではなく、エネルギー等全般に関わることだ。
これを乗り切るためには、現在だけではなく、先を見ることが重要だ。あらゆるリスクを考慮しつつ、適切な備蓄を行うこと。
「全く備蓄を行わない」や「備蓄を行いすぎる」では、身の丈に合っていないし、それはあなたのお金の部分に関わってくる。
来るか分からない未来を考慮しすぎて、現状の自分を貧しくしてしまうようであればそれは賢明とは言えないだろう。
しかし、最低限度。もしくはそれより多めの備えは必要だと思う。
まずは、長期保存ができ、無駄になることがない「缶詰」や「水」から用意することをおすすめする。
危機が完全に表面化してから備えるのではもう遅い。
そのころにはスーパーから食料は消えているだろう。
何事も備える者が勝つ。
もしものことに備えようと、この記事を見たあなたは賢明であると言えるだろう。
以上。