AD
「わしが富への道を見つけたのは、稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておくことを心に決めたときだ。おまえとて同じことができるはずだ」
「バビロンの大富豪」にて金貸しアルガミシュが言った言葉だ。
収入から最低10分の1を自分の為に取っておく。
取っておいたもので、欲しいものを購入して生産者の財布を潤わせるのではなく、自分自身に金を使う。
一見、貯金を推奨しているように感じる言葉だが、次のセリフで貯金とは異なるものであると分かる。
「それは真実の半分でしかない。お前が貯める金は一つ残らずお前のために働く奴隷なのだ。その金が稼いできてくれる銅貨も一枚残らずお前のために稼いでくれる。まさに黄金の子供なのだ・・・以下略」
ただ金を貯めるだけではなく、その金を活用することで「金が金を生み出す状態を作る」
この状態を自分自身に金を使う行為としているようだ。
貯めているだけでは、まさに宝の持ち腐れ。
今で言う株式や他のアセットに投資し、それによって得られるインカム・キャピタルゲインをさらに再投資することを指している。
金が金を生み出し、その金が更にまた金を生み出しそれが更に・・・
と、ループしていくうちに自分に入ってくる金が雪だるま式に増えていくことを想像するとよだれが・・・(笑)。
だが、金持ちになる途中で金が生み出したインカムゲイン・キャピタルゲインを食いつぶしてしまうと意味が無くなってしまう。
だから、配当が出てもそれでご褒美を買うのではなく、余すところなく再投資しなくてはいけない。
やっぱりこの本を読むと頑張ろうと思える。良いモチベーションになるなぁ。
リンク
AD