余剰資金どころか生活に必要な待機資金まで使ってしまうことはありませんか?
☟本編
ポジポジ病とは何か
この記事を見た人は既に知っていると思いますが敢えて説明を入れます。
ポジポジ病とは、FXや株などの投資で常にポジションを持ちたくなってしまう心理状態のことです。
ポジポジ病になると、相場を見る度に、どんな状況でもチャンスだと感じてしまい、不必要なエントリーが増えます。期待値何てどうでも良く、ただポジションを持つだけで満足になってしまうのです。
「FOMO」という相場に置いていかれそうになる恐れがポジポジ病に繋がっていると言えます。
ポジポジ病が行き過ぎると
ポジポジ病が行き過ぎるとどうなるか。
私も含め、この記事を見ている皆さんであればお分かりだと思います。
「投資は余剰資金で行うもの」
耳が痛くなるほど言われている言葉ですが、これが当たり前のようにできなくなります。
感情が勝ってしまい、チャンスに見えてしまえば、生活に必要な金であっても手を出してしまうのです。
次第に必要な現金と言うポジションが無くなっていき、ついには信用取引に手を出してしまう場合もあります。
ポジポジ病の怖いところは、本当のチャンスが訪れたときにそれに参入できない状態になってしまうことなのです。
どうやってポジポジ病を改善する?
そもそも、何処からポジポジ病と言えるのかについてですが、
後の生活に使用するための待機資金に手を出した時点から「ポジポジ病」と言えると思っています。
これを治すというか少し改善したいと思うなら意外と簡単かもしれません。
その方法は2つ。
・自分の手に届かない(面倒な)口座を作る
・証券口座と連動したスマホアプリを消す
自分の手に届かない口座を作る
金を使わないためには、財布に入っている金を無くせばよい理論。
証券口座に連携していない口座を作り、そこに今後使う予定の絶対に使ってはいけない金を入れる。
これだけ。
意外と効果的です。
私の場合、100万円は現金で持っておく。と言うルールを持っています。
いきなり病気になって入院しても、職を失っても、冠婚葬祭色々あっても数カ月は乗り切れる額だと思っています。
口座を作る際に気を付ける点が一つあって、便利な口座をあえて作らない。と言うことです。
この場合の便利な口座と言うのは、
・コンビニATMですぐに引き出せるネット銀行
・連携が豊富な大手銀行
となります。
おすすめなのが
遠い土地にある地方銀行の口座を作ってそこにお金を入れることです。
私はこの方法で現金ポジションを守っています。
本当に引き出せないです(物理的に)
もちろんネットバンクもありますが、使いにくい。ユーザーフレンドリー何て辞書にないくらい使いにくい。ログイン方法が非常に面倒。
また、他の口座に動かそうとすると500円ぐらい手数料が取られます。
こんな口座に入れたら最後、現金を引き出すのが面倒になって使えなくなります(笑)。
おまけ:証券口座と連動したスマホアプリを消す
証券口座を見るから、チャートを見るからポジションを取りたくなる。
だから、見なければ良いのです。
今すぐに自分のスマホに入っている取引アプリを消してください。
そして、あなたの大切なお金と時間を有効に使ってください。意味不明なポジションを取っている時間に読める投資本はたくさんあるはずです。
私も頑張ります。
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