FIRE・セミリタイア

行けるか?年間100万円の予算を設けて生活する。(予算を決める意義とは?編)

こんにちは。「しゃけづ」です。

今回は月単位ではなく、年間単位で予算を設けて生活するのはどうだろうか?

と言うのを考えてみた記事になります。

想像以上に長くなりそうなので、今回は記事を幾つかに分割しようと思います。

予算を決める意義とは?編 ←今回はココ。

年間予算を作ってみた!編

注意点や懸念点編

・実践編(1年後公開予定)

それではどうぞ。

前置き:家計簿をつけていると分かって来ること。

家計簿

家計簿をつけていると「何に何円使うと丁度良い」と言うような何となくの感覚が分かってくると思います。

私であれば、月7万円~10万円生活費(家賃補助があるからこそ)があれば十分生きていけるという感覚。

項目ごとでは「食費月1.5~2万円以内でやっていこう」みたいな感じです。

そして、上記目標と実際の支出を見比べて今月は上手く行ったとか使いすぎだったと判断します。そして、「来月は○○に気をつけよう。来月は○○の支出を抑えよう」みたいに反省する訳です。

↑大雑把な考え方ではありますが、それを突き詰めていった先にあるのが国や地方公共団体・企業が出している「予算」なんだろうなぁ。

月ごとの予算ではなく、年単位で考えてみるのはどうか

貧乏

1年と8カ月でしょうか。社会人になってから月々の家計簿を取ってきて、どのぐらいの金で生きて行けるか感覚は分かってきました。

それと同時に慣れというか停滞感も襲ってきています。

毎月家計簿を取って見直しはしていますが、その後がおざなりになってしまっていると感じるのです。そして、これ以上改善の余地が見えなくなっているのが現状です。

マンネリなのでしょうか。

だらだらやっている為か、ここ数カ月の支出が前年同月比+1万円ぐらいで推移しています。

確かに私が家計簿を取っている目的は「FIRE後の生活費を見定めるため」と言うのが主軸なので、支出が上がった下がったというのは二の次なのかもしれませんが、家計簿を取っている以上支出を削減したいという欲求は消えません。

支出を減らせばその分資産形成のスピードも速まり、FIREすることが早まる訳ですし・・。

そこで考えたのが、年単位で生活費の予算を設け、それらを元に生活を行う。

と言う方法です。

月ごとにやるのと一体何が変わるの?最終的には同じじゃないか?

と考える方。はい。やっていることは同じです。

しかし、今の私にとっては意外と効果があるのではないかと思っています。

年単位の家計予算を組む2つの理由

そもそも、年間の家計予算と言う概念を知ったのは

「となりの億万長者」と言う書籍を読んだのがきっかけです。

※年間予算について本書では深く触れられていない。しかし、蓄財優等生が当たり前にやっている行動である。

この本を読んだのは確か半年以上前で、読んだ当初は

「は?年間の家計予算?いや、めんどくさすぎだろ!」

って思ったのが正直な感想です。

しかし、今、こうしてこの本に書いてある「年間の家計予算」と言う概念に戻ってきました。そして、その面倒臭さを好んで受け入れようとしているのは面白いですね。

・・・話がそれましたが、月単位よりも年単位で見た方が年間支出を削減できるかもしれないと考える理由は以下2つの理由があります。

・パーキンソンの法則に引っ張られない

・月単位で見るよりも長期目線で取り組める

・パーキンソンの法則に引っ張られない

「パーキンソンの法則」は収入が増えれば支出も増えるという法則です。

生活費は収入に比例して上がっていく。と言うやつですね。

給料がアップしたから、その分外食を増やそう。ちょっと贅沢しよう。良いシャンプーを使おう。

といった本当に自分にとって良いものであるかがか不明な支出。衝動的な支出。

これらを事前に予算を組むことによって減らすことが可能だと思います。

ボーナスが出た月の支出を考えてみてください。

これまで欲しかったものであればよいのですが、ボーナス日にラーメンを食べに行ったり、なぜかボーナスの端数をあぶく銭のように使ったり、

私もボーナスが出た場合上記のように支出が少し多くなります。

文だけでは伝わりずらいので、私の2022年4月~2023年10月までの収入と支出について簡単なグラフを作ってみました(雑さに関してはお許しを)。

※グラフ上ではなんとなーく収入と支出に関係性がありそうな感じ。

尚、相関係数は0.3とよわーい相関がある程度。

感覚では相関しているように感じるのに、相関係数で収入と支出の関係がはっきり出ない理由としては、

「ボーナスのような大きい収入がでてしまうと当月の他にもその前後月でボーナス収入を織り込んだお金の使い方をしてしまう為」と考えます。

ボーナスあるからちょっとぐらい使ってもいいか・・・的な。

取り敢えず、ごり押しですが、一応はパーキンソンの法則が働いている。と言わせてください。

・月単位より長期目線で取り組める

月単位で大体の予算を決め、家計簿を書いている私に今起こっていることは

「その月の収支しか考えられない」と言うこと。

精々考えてもその前後の月の収支について。

短期目線で支出と収入を見がちになってしまいます。

今月は収入・支出がこれぐらいだからこれだけ貯金できる。よし、来月も頑張るぞ!

みたいな感じで、月が終わってしまうと一旦リセットされてしまいがちです。

だから、多少趣味・交際で使いすぎてもその月が黒字であればOK、月10万円貯蓄投資できれば万々歳と言う感覚が強く、少し余裕があると余計な買い物をしがちなのが現状。

言語化しづらいですが、年単位でなくその時の給与からどのぐらい消費できるかを考えてしまうのが個人的には良くないと思っています。

だから月末になると

「この支出は来月分に回しちゃえばいいのでは?そうすれば、家計簿上では月10万円以上貯蓄できたことになるよ?

みたいな悪魔のささやきが聞こえてきます(実際にやったら家計簿の意味が無くなるのですが・・・)。

こういった部分に関しても、年間での予算を設けることで防げると考えています。

と言うことで、予算を決める意義については以上になります。

それでは、次回「年間予算を作ってみた!編」でまたお会いしましょう。

ABOUT ME
しゃけづ
「しゃけづ」と言います。労働を始めて3年目。FIREを目指しています。 株式投資開始2020年10月~ 2024年中に総資産1000万円を目指しています。 今使っている腕時計が止まったらFIREします。それまで後悔が無いよう生きるつもりです。