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何これ・・・?奨学金帳消しプロジェクト・・・?

どうも、しゃけづです。

SNSで話題になったこれ、皆さんご存じでしょうか?

奨学金帳消しプロジェクト公式HP

今回はどんなもんなのかなーと思ってさらっと調べてみました。

突如出現した「奨学金返済プロジェクト」

突如、と言っても私が知ったのが最近と言うだけで、公式サイトは2023年~存在しているようです。

活動自体は2022年6月~で、コロナ禍の影響を受け立ち上げたもののように思われます。

「奨学金帳消しプロジェクト」の概要・経緯はこのような形です。

親の所得や家庭環境によって18歳の時点で数百万円の借金を背負わなければならず、その後何十年間も、奨学金の返済に人生を縛られる。
そんな理不尽な奨学金制度を変えるために、私たちはプロジェクトを結成しました。
10〜30代の学生や社会人が集まり、奨学金制度の改善、奨学金の債務帳消しを実現するために活動しています。

奨学金帳消しプロジェクトabout

奨学金制度の説明会、私の場合高校3年生に受けました。

資料を渡され、無利子の第一種奨学金・有利子の第二種奨学金についての説明を受けた覚えがあります。

まだお金に対する解像度が低い頃だったので、借金と言う認識は薄かったと言えば薄かったと思います。

また、だいぶ前から奨学金に対する負の面も書籍になったりもしています(そういえば当時図書館で見かけました)。

率直な意見

何を考える

借金と言う認識が無く、借りた。

と言うのであれば「気が付いたら何百万円の返済をしなければいけなくなった」

と言う意見は取り敢えずは一旦飲み込めるとします。

ですが、大学4年間のうちに気が付くはずです。大学入学から毎月毎月ポンポン口座内に入ってくる数万円。

気が付かないはずがない。通常ではありえないことですから。

つもりに積もった何百万円と言う額。「気が付いたら借金を背負っていた」なんて言う説明ではあまりにも稚拙すぎる。と、私は思います。

それ以前に、そういった鈍感な金銭感覚と言うことは、

そもそも、借りていたお金の使い道は本当に勉学の為、学費のために使っていたのでしょうか。

欲に負けて課金や周りに合わせるために高い服や旅行代、飲み代と言ったものに使っていなかったか。

それを自問してからの「返せない」という訴えだったのか。正直知りたいところです。

奨学金は「リレー」です。

返還した金は、次の世代に。

これから大学に入りたい、学びたい。なのに必要資金が無い。親が頼れない。そういった人達に受け継がれるものです。

決してモラトリアムの為に存在する制度ではありません。

帳消しにしたら、次は一体どうなるのでしょうか?

悪く言ったら借金の踏み倒しです。踏み倒した分だけ、その分の額がリレーされなくなります。

帳消しが実現したら、貸与型奨学金の基準は引き上がるでしょう。

なぜ、そういった進学の僅かな希望まで奪うような、未来の首を絞める訴えをしてしまうのか。

公平ではない。しかし平等に、道は開かれている。

貧困。と言う状態に関しては、私も小さな頃から経験しています。

それこそ、大学進学をあきらめなくてはいけない段階まで家計が傾いた程です。しかし、特定の学部に入って学びたいことがあり、あきらめきれなかった私は進路を変えずに大学進学を断行しました。

今であれば、使えるものは何でもあります。

公平ではありませんが、誰でも情報に触れることが可能な平等さはあります。

今、大学進学を考えていたり、大学に通っていれば、

大学が独自で行っている奨学金制度、企業が行っている奨学金制度、日本奨学生支援機構の給付奨学金制度、修学支援制度として存在する授業料減免制度、調べてみてください。

親が頼れなければ頭を下げて親戚の伝手を、一人暮らしが無理なら実家通いか寮暮らし、アルバイト、教科書やPCは中古品を買う・・・

使える手段は何でも使うべきです。

そして、将来のことを考えて、自己分析を。なるべく早い段階から行い見定めておくべきです。

厳しいことを言うと、最終的には自分のケツは自分で拭わなければいけません。

それに、就職に関しては私も成功した訳ではありませんし・・・

就活に失敗して、第一希望から落とされて、希望の職種や企業への道が閉ざされて自暴自棄になったとしても、借金は返せるように、自分が生きて行けるように敗戦処理は行わなくてはいけません。

疑念や怒りの対象は、奨学金ではないと私は思います。この件に関して私は否定派です。

ABOUT ME
しゃけづ
「しゃけづ」と言います。労働を始めて3年目。FIREを目指しています。 株式投資開始2020年10月~ 2024年中に総資産1000万円を目指しています。 今使っている腕時計が止まったらFIREします。それまで後悔が無いよう生きるつもりです。