生活をしていてふと思うようになったのが、最近は何をするにしてもスマホを片手に持っていたり、音楽を聴きながらだったり、1つの物に集中している感じではない。ということ。
「何かと同時並行で何かを行う」という生活のマルチタスク化が以前よりも進んでいるということ。
スマホを持つようになってから特にそう感じるようになった。
例えば、映画を見ながらスマホ検索をする。ゲームを見ながらスマホでyoutubeを見る。本を読みながら、ご飯を食べながら、勉強しながら、人の話を聞きながら、散歩しながら・・・
みたいな現象が意識して見ると本当によくある。
スマホ依存で脳が常に刺激を求めるようになったのだろうと感じる。何かをやっていてもそれだけでは足りない。なんだかじっとしてられないような感覚がある。
マルチタスク自体悪いことではないけれど、今目の前にあることに集中しきれていない。と言うのは問題だ。
ながら○○は私の場合、なかなか記憶には定着しないことも分かっている。
オーディオブックがその代表例。手放しで何をしていても聞けるが、何かをしながら聞いていると、内容が入ってこない。だから途中で巻き戻したりする。
内容をしっかり把握するには、オーディオブックであろうとも、ちゃんとそれ一つに集中しなくては理解するには厳しい。
あと、散歩をしている時に音楽を聴くのもそう。音楽に集中するあまり、外の音・香り・空気どれに対しても感覚が鈍くなって、まるで部屋の中にいる感覚になる。
「何かをしながら同時に何かをする」と私の場合どちらの行動の質も下がってしまうことなのだと実感している。
というか、スマホに依存していると、全ての行動の質が下がるかもしれない。