社会人になってから感じるのは、時間がないものの、やりたいことができる環境になった。
と言うこと。
学生の頃に戻りたいとよく言われるけれど(私もそう)、社会人になってから自由度に関しては上がったと感じるようになった。
「なぜだろう?」と思ったが
・安定した収入(自立)ができたこと
・実家から離れ、知り合いがいない土地に来たこと
この2点が、大きな要因であると思う。
安定した収入(自立)ができたこと
salary is drug
安定して入ってくるお金。と言うのは薬物に似たような作用がある。
一度入ってくると嫌なのにやめられなくなる。依存してしまうところは薬物そのもの。
しかし、安定した収入ができ、こうして生活ができることは、悪いことではありません。
収入ができ、自立することができました。
自分で入ってくるお金、出ていくお金を管理することで、月にどれぐらい使っても良いか。と言う判別がつくようになりました。
学生時代であればそうとはいきません。
収入はシフトに寄るし、扶養から外れないように稼ぐ必要がある。
買いたいものを買うまで結構時間が掛かる。
そういった面で、今の私は学生時代よりも金銭的な自由はあるのかな。と言う感じです。
実家から離れ、知り合いがいない土地に来たこと
何かを買ったり、始めたり、辞めたりするとき。
必ずちらつくのは家族や友人の目でした。
○○を買おうと思うと言うと否定される時もありますし、取りたい資格を言うと「それ役に立つの?」とか。何かを変えると一々突っ込まれるのは正直面倒だった。
私の熱意の度合いと視野の狭さも原因にありますが、やりたかったことをあきらめてしまうこともありました。
近くにいるからこそ、行動する前に意見を求めたくなりますが、親元を離れ、友人との物理的距離が遠い今は自分の意志を第一優先に。そうすると思考に雑音が入らないようになりました。
親や友人とは近づきすぎず、離れすぎず。丁度良い距離感を保った方が毒にならないのだなとしみじみ。
次はどうやって仕事を切り離すか。
安定した収入は良いのですが、やっぱりそれに伴う代償が大きすぎると感じています。
時間の喪失と身体的・精神的な疲労がその代償です。
金を得つつ、自立しつつ、どうやって嫌な労働を生活から切り離し、時間を得ていくか。
どうやって自分の為に適度なお金を使いつつ、貯金・投資していくか。
選択と集中。
この生活を続けて、人生の最後に残したいもの残るものは一体何なのか。最近は考えさせられます。