こんにちは。しゃけづです。
今回は、「大学生になってアルバイトは行うべきなのか?」と悩む大学生に向けて、一人の大学生(卒業間近)である私がアルバイトを行って良かった点、悪かった点を紹介します。
最終的にはアルバイトを「行うべきか」・「そうでないか」という部分について個人的な結論を出してみようかなと思います。
それではよろしくお願いします。
まずは私がアルバイトを行うまでの流れについてです。
私がアルバイトを始めるまで
私は大学入学当初、アルバイトを行う気は全くありませんでした。なぜならば、勉強やサークル活動などに力を入れるべきであると考えていたためです。
それともう一つは自信がないという部分もありました。まあ、1年生の内は慣れない生活や授業、運転免許の取得など盛りだくさんなので、そういったイベントをこなしていくうちにあっという間に1年は過ぎていきました。
2年生になると大学生活には大分慣れてきます(いい意味でも悪い意味でも)。
そこで友人間で話題になるのは、アルバイト何やってる?という話です(笑)。当時の私はアルバイトに関しては何も行っておらず、正直心苦しく感じていました。
2年生であればまだ始めやすいのですが、私は何かと理由をつけてアルバイトを行わない方向で2年を乗り切りました。
ここでなぜ始めないかと言うと、私に「一歩踏み出すための自信」がなかったからと言えます。
「新しいコミュニティに入っていくハードル」や「私に本当にできるのか?」という自信のなさからアルバイトに踏み切ることができませんでした。
しかし、お金は欲しいと考えた私は2年生の春から趣味関連の知識で「せどり」を始めました。
個人で適当に行っていたので、商品の相場を確認し、利益が乗りやすい商品を考えることに時間を費やし、2万円ほどの利益が出るまで半年ほどかかりましたが、収入としては月2~4万円程度の利益を安定的に出せるようになりました。
これが私の自信に繋がったことは間違いないです。自分でも少しお金を稼げた事実は嬉しいことでした。
この経験がきっかけとなり、「アルバイトも始めてみるか」となりました。
結局アルバイトの面接に行ったのは、2年生の3月です。アルバイトを始めたころにはほぼ3年生でした(笑)。
その後、アルバイト先には1年ほどお世話になり、就職活動を機に(言い訳にして)辞めました。
アルバイト嫌々期を脱するために約3年間の遠回りを行った私ですが、アルバイトの良い面・悪い面はこの1年でしっかりと感じ取ることができました。
アルバイトを始めてよかった点
1.単純にお金が入ること 好きなものが買える
良かったこと1つ目は「お金が入る」ということです。
アルバイトの場合は働けば働く分だけお金が入り、そのお金で好きなものが買うことが可能になります。また、節約に関して深く考えすぎないようになります。
アルバイトを行っていなかった頃はお金が足りな過ぎて、買いたいものを我慢したり、友人との食事・飲み会の際に控えめに頼んだりと節約に関して神経質になりすぎた面がありましたが、そういったことはアルバイトを始めてから正常の範囲内になったと思います。
もちろん、貯金も好きなだけ可能です。毎月安定してお金が入ってくるのは心地よいです。
2.話題作りになること(友人・就職活動)
友人との「アルバイト何してる?」話にも対応できるようになったことも嬉しい点ではありました。
アルバイトをしていると面白いこともあったりするので、話題になりますし、つらいことについても共感しあえるようになります。
また、4年生になってから就職活動の面接にて、「君、アルバイトは何してたの?」と質問される機会や、エントリシートの部分で尋ねられる場合が多くあり、その際に○○ですと答えられることが大いに役立ちました。
定番の「学生時代に力を入れたこと」という質問についても回答が可能になります。
私の場合は他に力を入れたことがあったのでアルバイトとは別の回答をしていましたが、「他に頑張ったことは?」と言われた際に引き出しの一つとして答えていました。
3.生活の裏側がわかること
今まで、サービスという表面的にしか理解できていなかった仕事の裏側の部分を知ることができたのは良い経験になったと感じたことの1つでもあります。
自分が当たり前に思っていたことの裏を知ることで、物事の大変さがわかるようになったことや、「この人たち何考えながら仕事してるのだろう」という部分についてもアルバイトをすると気持ちがわかります(業種が違ってもやることはあまり変わらないので)。
それと、あまり店員さんの負担にならないよう注文するなど、自然と心が優しくなります(笑)。これはサービス業のアルバイトを行えばわかると思います。
アルバイトを始めて悪かった点
1.時間が足りない感覚になること
私の場合は学校が休みの日にフルタイムでシフトに入る形だったので、アルバイトがある日は1日がつぶれるものと同じでした。
課題が立て込んでいる場合や就職活動を早くから始める場合は結構忙しくなるかもしれません。
基本土日もシフトに入っていたので、稀に日曜日に「サザエさん」が見れた際、感動した覚えがあります。慣れるまでは大変でした。
2.業務内容によるがストレスがかかること
私の場合、サービス業だったため、仕事としては接客が中心でした(お客さんが来ないと暇)。
そのため、ブラックリスト(要注意人物)の方が来る時間にシフトが入っていると理不尽に怒鳴られたり、きついこと言われたりと心的負担が増えました。
また、私の場合深夜帯や早朝のシフトもあったため、体力的にもつらかったです。
3.友人との予定が合わせ難くなったこと
これが一番辛かったのですが、複数人の友人と遊ぶ約束をした際に、私だけ指定された日程に合わせられないことがあり、遊びに行けなかった記憶があります。
なんのためにアルバイトをしているかと言うと、「自由なお金を増やすこと」や「やりたいことを我慢したくないから」のはずだったのですが、「あれ?」となりました。
アルバイトをして自由なお金を蓄えたのにそれを使う場面が減った…これ如何に。
結論アルバイトは行うべきか
私の結論としては「行うべき」です。
なぜなら、悪いことに挙げた部分である
「時間が足りない感覚になること」と「業務内容によるがストレスがかかること」は慣れによって解決するためです。
「時間が足りない感覚になること」については、アルバイトのある生活に慣れるにつれて、時間をうまく使えるように意識し始めます。
以前はアルバイトをやっていれば間に合わないと考えていた課題も大抵終わるようになります。
「業務内容によるがストレスがかかること」についても、2ヶ月くらい経てば慣れるはずです。
クレーマーに対しては「あー、またか、めんどくさい」くらいの感情しか湧かなくなってきます。
知らない人の心無い言葉で自分が傷つく必要はないと理解し始めます。
「友人との予定が合わせ難くなったこと」についてもシフトの調整が柔軟に行えるアルバイトを選ぶことで解決します。
しかし、良い面については経験しなければ得られないことが多いと思います。
(お金が他に稼げる手段があれば問題ない)少なくとも就職活動・日常での話題づくりや店員・アルバイトで悩む友人の気持ちがある程度わかるようになったことは大きいと感じています。
アルバイトを「すべき」か「しないべき」か迷っているあなたは少なくともアルバイトをしないことに何かしら罪悪感のようなものを抱いていたり、挑戦してみたいと思っている方のはずです。
一度アルバイト先に面接の電話をしてしまえば、あとは流れに乗るだけです。あなたの抱えているものは楽になると思います。
この記事がそのような方のお役に立てれば幸いです。他にも「私が大学生になってから気が付いた他人との金銭感覚の違い」についても書いていますのでご覧いただければ幸いです。
今回は以上になります。それではまた。