去年の6月ぐらいから債券ETFのポジション(TLT,EDV,TMF)を増やしているしゃけづです。
今の状況はと言うと、あまりパフォーマンスは良くない。
この事実は素直に受け止めたいと思います。
近く起きそうな事象の中で「利下げ」を選び、債券ETFを選んだ私ですが最近の日本株・米株の上昇を見ると、置いて行かれたなーと思うばかりです。
置いていかれたとは言っても、もちろん積み立てNISA枠で投資信託は買っているので完全にという訳ではないのです。
が、1月に入ってからの日本株の上昇と半導体株を見ているともっとやりようがあったかなーと後悔が残ります。
株の上昇相場に置いていかれてしまいましたが、いつか来るだろう債券価格の上昇には乗りたい。
今はそんな考えです。
米債券に連動したポジションを持つようになってから見るようになったのが、米金利動向です。
動向の中でも「逆イールド解消」は今後避けられないことであると思います。
歴史を見ると、逆イールド解消後起きているのが経済ショックです。
ブラックマンデー(1987年)は時期が合っていませんが、逆イールド解消後1~2年後くらいに青の範囲である
・第2次オイルショック(1979年)
・ITバブル崩壊(2000年)
・リーマンショック(2008年)
と言った出来事が起こっています。
実はコロナショック前の2019年もわずかながら逆イールドが発生しています。
24/1/15時点の2年債10年債利回りの差は -0.18
逆イールド解消に向け、差が縮まっている状況です。
利下げが開始され、短期債利回りが下落すれば逆イールドが解消されます。
いつか、少なくとも今年中には訪れると考えています。
さて、少し話題を変えて、長期国債価格に連動したTLTを見てみます。
TLT株価チャート 24/1/15 株価$96.52
これが底値かどうか。
利上げが織り込まれた時点から下落している株価。
金利動向を見ても、これからさらに利上げをするという展開は考え辛い(もちろん懸念はありますが)。
であれば、これ以上価格が下に行く可能性は低いのではないか?価格が下がったとしても下値が限定されているのではないか?
現状ヨコヨコであるが、利下げを織り込み始めれば、株よりもパフォーマンスが良くなると思っています。
歴史から見れば、逆イールド解消後に、なんらかの経済ショックがあり、株価が下落。利下げが行われ、需給の面でも安全資産である債券が購入。そして価格が上がる。
間違っている部分もあると思いますが、私が考えている理想はこんな感じです。
こうして羅列してみると。あと3年ぐらい待つ必要があるかもですね(それまで株で遊べるってことか?)。ポジションを増やしつつ、辛抱強く待ちます。
価格が上がった債券は売却しそれをパフォーマンスが低くなった株式へと投入する。それまでは3~4%の分配金を貰ってぬくぬくしておきます。