含み損を抱えたとき。皆さんはあるでしょうか。
☟本編
利益を過小評価し、損失を過大評価する。
含み損。
苦しい気持ちになり、損切りしようか迷いだす。自分の判断が誤っていたのかと疑心暗鬼になる。
さて、行動経済学の本にはこのようなことが書かれています。
※プロスペクト理論「損失回避性、価値関数」について書かれたページより
「損失は同額の利益よりも約2倍ほど強く感じられる。」
と言った性質があるようで。
利益を過小評価し、損失の方を過大評価してしまうのが人なのか・・・。
・・・全くその通りだと思います。
本当に不思議だなと感じるのは10万円含み益がある場合の幸福度が10だとして4~5万円含み損がある方が幸福度-20ぐらいに感じることです。
私の場合感覚的に損失を2倍どころではなく、3~4倍程過大評価している気がします。
含み損の時のメンタルの保ち方って本当に難しいと思います。
リーマンショックのような持ち株が全体的に50%以上落ちるようなイベントがあったときにはいったいどんな気持ちになるのやら・・・
どのような含み損かによっても感じ方が異なる
思うのは「どのぐらいの速度で含み損が増えていくかによっても感じ方が変わってくる」
ということ。
私の場合(下手くその典型なのですが)
株を買ってじわじわ増えていくタイプの含み損は50万円ぐらいまで耐えることができるのに対し(ゆでガエル状態ですね・・・)、FXのような一瞬で1万、2万と増えていくタイプの含み損には本当に耐えられない。
と言う現象が起こります。
FXでの1万、2万円の含み損がまるで株の10万円の含み損のように感じられるみたいな
きっと額面の数字だけではなく、「どのぐらいのスピードで増減するか」と言うところも影響が大きいのだと思います。