バブル崩壊後の動画を見て（リーマンショック等）

ホームレス・ネットカフェ難民

「不況」と呼ばれる時代。

職を探しても見つからない。あったとしても資格や実務経験が必要。ハローワークにごった返す人々。それでも見つからない仕事。それよりもまず住所がない。

そんな時代から考えると、今はそこまで不況とは呼べないのかもしれない。

こういった動画を見てまず得られるのが「安心」

「自分はこうならなくてよかった」と言う感情。

だが、今後自分がそうならないとは限らない。

突然、ITバブル崩壊やリーマンショックのような物が起きて、消費が落ち込んで需要が無くなって、今の会社が倒産するなんてことも確率として0ではない。

今はどちらかと言えば売り手市場。

当時のような不況ではない。だからこそ、働きたい時に派遣・アルバイトで稼ぐ。とか、副業で稼ぐとか。そういった言葉が輝いている。

派遣と言う仕事の柔軟さ、だが、それと引き換えにある圧倒的不安定さ。

景気が悪い時ほど金が欲しいのに、金を得る手段がない状況。景気が悪ければ当然次の更新期間で派遣切り。リストラ対象の第一候補になる。

車を売りに行ったり、散歩がてらハローワークに行ったり。

私はその影響を幼いころに受けたが、今考えるとあれは窮地だったのだと思う。

心配し過ぎなのだと思うが、いつそうなっても良いように心構えとお金は準備しておかなくてはと、安心と同時に動画を見て危機感を持った。

今の場所にしがみつくことも必要なのかもしれない。