6月27日:考える時間の無さ
朝早く起きて、働いて、疲れて帰ってきて、寝て、また朝起きて、、、
最近はこの繰り返しだ。
日記を書く余力も、ブログ記事を書く余裕も、お金のことを考える時間も、人間らしい生活をする自由も最近はほとんどない。ように感じる。
残業は当然のようにある。というか、仕事が終わらない。
周りも当然のように帰らないし、帰りづらい。
その分金が入るのは良いことではあるが、何とも言えない気持ちだ。
疲れていて、考える力はない。
6月28日:研修で他県へ
入社からもうすぐ3ヶ月。
節目だからか、研修がある。小倉トーストで有名なとある県へ行くことになった。
スケジュールがあまりにもギリギリで送られてくるものだから、何なんだと悪態をつく。
最近会社の嫌な部分にばかり目が行く。
あまりにも杜撰で、ため息が出る。
だが、これを変えようとするものは誰一人現れない。
6月29日:仕事が楽しい?
研修先で、上司から「仕事は楽しいか?」と尋ねられた。
本当は、「仕事に楽しさなど必要あるのか?」と聞き返したいものである。しかし、表面的にはそう答えられない。
取り敢えず「新しいことばかりでまだ分かりません」と訳の分からない返事をする。
仕事なんて楽しめるのだろうか?
上司の武勇伝を聞けば聞くほど(深夜まで仕事したとかこの頃は辛かったとか)、この人は何をやっているんだ?という疑問ばかりが湧いてくる。
大きな責任と時間に追われる作業の中で、「楽しい」という感情は私の中で芽生える気がしない。
そんな中で「楽しい」なんて感情が出た際には、身も心も洗脳されたころなのだろうと思う。
研修を終えて、移動して、家に着いたのは23:00。
明日も仕事か。
同期に会えたことが唯一の救いであった。
6月30日:入社3ヶ月目
仕事が終わった。
スマホを見るとLINEの通知が1件。
友人から「3カ月たったぞ」と一言。
あぁ。なんだかんだ3ヶ月経ったのか・・・
それほど時間が経っていないのに、学生の頃が妙に懐かしく感じる。入社前は、「もしすぐ辞めたらどうしよう」なんてよく言っていた。
そんな私でも3ヶ月。
慣れない土地で、慣れない人と、慣れない仕事を行うことができている。
出勤時間:8:50
退勤時間:20:00
7月1日:寸志
このクソ忙しい時に人事部と面談らしい。
もっと時間を考えてもらいたい。
話の内容は、「新入社員はボーナス査定時期から外れているものの、今年は少ないながらもボーナスがでます」とのこと。
うん。それ前日に上司から聞いてるんだわ。
で、後で銀行を確認したら4万と数千円が入金されていた。
・・・
お金を貰ってこんなに嬉しくないことがあるのだろうか?
貰えるだけましなのかもしれないが、苦労に見合ってなさすぎる。そう感じた。
なんだよこれ、寸志じゃねーか。
いい条件のバイトの方が貰えてるよこんな額。
7月2日:残業4時間に迫る
繁忙期。それは残業祭り。
繁忙期。それは自由が無くなるとき。
今日は1日が長かった。人手が足りない部門に応援に行き、そこから3時間ほど作業を行った。
「何やってんだろ。」
単純にそう思った。
単純作業は向いていると思っていたが、これはこれで辛いことがわかった。同時にそれじゃあ、俺には何が向いてるんだよ。と嫌になった。
退勤は22時。
自分にこんな体力があったのは驚きだ。
頼む、給料だけはそれなりに高くなっていてほしい。
出勤時間:8:45
退勤時間:21:55
7月3日:留学した友人
今日は休日。
しかし、いつもの休日とは少し違う。
前から楽しみにしていた、留学していた友人に会える日だ。
夕方、羽田に迎えに行くと見覚えのある顔が。
働き始めて以来、友人と直に会っていなかったので嬉しさがこみあげてきた。
「何食べようか」という話になり、寿司を食べることになった。
やっぱり、米と生魚は日本だからこそ楽しめるもののようだ。
うまい寿司とうまいビール。
短い時間だったが、近況と土産話を聞けたのは嬉しかった。
また、会える時は来るのだろうか。次会えたときはお互いどんな姿だろうか。
私も、仕事で腐ってないで、何かに向けて進んでいく必要がある。