どうも、しゃけづです。
突然ですが、皆さん食事はしているでしょうか。
・・・まあしてますよね笑
どんな肉や魚、野菜を食べどのように調理し、どの程度食べているでしょうか?
それとも、菓子パン、カップヌードル、お酒?
私たちが摂っている食事は単に空腹を満たし、排泄されるだけではなく、
栄養となり、その栄養で細胞が作られ、新陳代謝を繰り返します。
骨や皮膚、髪の毛、内臓。体中が、摂取した物から作り上げられていきます。
当たり前ですが私たちの体は、自分自身が選択し、摂取した物から作り上げられていくのです。
・・・
思考も同じようなことが言えるのではないかと、私は思います。
職場での話、家族・友人の考え、普段見ているニュース記事やテレビ、読んでいる本、好んで見ているSNS、Youtuber・・・
生まれたときから、学生時代、そして現在。私たちはありとあらゆる情報を取り、生きています。
自分が1から考え出したと思っている思想も、日々取得している何か、誰かの影響を受け考えだされている物なのではないでしょうか?
総務省の調査を見ると、インターネット全体のデジタルデータ量が、2000年を10とすると、2020年の時点では6000倍に拡大しているようです。
現在の私たちの1日に接する情報量は、平安時代の人達の一生分、江戸時代の人達の一年分とも言われているほどです。
さて、皆さんは日々どのような情報に触れ、どのような生活をしているでしょうか?
取っている情報量は増えましたが、その質が上昇したとも限りません。
寧ろ、情報を消費する側面があり、そういったコンテンツが蔓延している現代では、相対的に取る情報の質も低下しているのではないでしょうか。
消費されるための特に中身のない情報や、感情を昂らせるだけのコンテンツが生まれ続けているように感じます。
そういったものに、毎日浸かって生きていれば、自身の思考もその情報に基づいた考えに変化するかもしれません。
悪い例を挙げると、
・毎日ネガティブな側面ばかりに着目したメディアを見ている為、物事の悪い点にしか焦点が合わない思考が作られ、新しいことを始められない人間になる。
・危機を煽る情報(地震や陰謀論)を日常的に取り、常に生活に不安が付きまとう。その結果危機に対して敏感になり過ぎ、日々が楽しめない。
等々・・・普段取っている情報から思考が変わり、結果不幸になることは身の回りに意外と多いのではないか?と思います。
現代では自分が取る情報は自分で好き好んで選ぶことが可能になりました。
どんな情報を取ろうが、何を参考にしようが自由で、幅がものすごく広い。
しかしそれは、良い意味でも悪い意味でも自分に影響してきます。
日々取っている情報はやがて、自身の思考として返ってきます。そしてその思考の元で私たちは行動します。
その結果はどれほど有益な情報を取ってきたか、どれほどポジティブな情報を取ってきたかで変わってくるはずです。
情報を取捨選択する技術は情報過多な現代では特に重要なスキルではないかと思います。
質の高い情報。これは恐らく人によって違うと思いますが、自分にとってのそれは何なのでしょうか。